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"CHOICE FOR THE EARTH" 地球のための「選択肢」を提案する
環境配慮型アウトドアブランド
「STATIC」
新たな日本ブランドが誕生しました。
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ロゴの上空を飛ぶ「こあほうどり」
こあほうどりは色とりどりのエサを好んでとる習性があり、犠牲となるのは親どりのみならずひなも消化できないプラスチックばかりが胃の中で増え悲しい結末を迎えます。
現行のSTATICの製品はまだ完璧とはいえません。
細かいパーツまで含めるとエコではないものもあります。 まだ私たちの取り組みは始まったばかり。課題を解決するため、情報を開示し皆さんの協力を仰ぎながら進んでいきたいと考えています。
-ブランドサイトより-
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地球の温暖化や、海洋プラスチックゴミについてのニュースに触れる機会が増えました。
これまでの経験を上回る規模やペースで自然災害が発生しています。
その影響は、自然の中でアウトドアを楽しむ我々の行動を制限するところまできています。度重なる豪雨によって登山道が崩壊したため山へのアプローチが制限され、冬は記録的な降雪量の少なさのためBCスキーはいつもと違うシーズンを過ごす事になります。雪解けの水が少ないため川魚や高山植物への影響や山小屋での水確保も心配になります。
わたしたちは、山や川、谷、海を訪れ、その景観を楽しみ、地形で遊んでいます。雪が降れば滑ることを考え、気温が下がれば氷の状況が気になり、乾いた岩に立ち向かいます。春になれば花と残雪を楽しみ、夏には沢の奥へ冒険に向かいます。
ライフワークともいえるこのアウトドアアクティビティを続けたい。
このような状況下で、何ができるのだろうかと思い悩み
行きついた答えが環境配慮型アウトドアブランド「STATIC」スタティックです。
● より環境負荷の少ない素材へ 『置き換え』ていくこと
● 地球のための 『選択肢』を提案すること
アウトドアコミュニティの一員として、取り組んでいきたいと考え、エコな素材の中には十分にアウトドアアクティビティの使用に求められる機能を持つ素材があります。
・リサイクル素材
・天然素材
・製造における環境性
・天然由来の化学繊維
「STATIC」は今季このような素材に着目してスタートしました。
今日はまず、再生ナイロン100%の軽量ウインドシェル、APOSTLE シリーズ3種を紹介します。
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今期、このアイテム達が到着してから何度かテストしています。
丁度良く山では気温が15℃以下になる日や、風の強い日などがあり、良いテストになりました。
このウインドシェルの下に着てる同社のTシャツはまた後日紹介しますが、このウインドシェルとTシャツ、2つのアイテムだけで幅広い標高から温度域まで対応可能です。
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今日紹介するAPOSTLEシリーズに使われているウィンドシェル素材は再生ナイロン100%の軽量ウィンドシェル。
再生ナイロンの糸は、ナイロンを再生した繊維「greenlon(グリーンロン)」。
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アパレル業界ではウエアをつくる過程において多くの課題をかかえています。
工場で大量の水やCO²が使われたり、化学溶剤が使われたり、繊維ゴミが大量に発生します。
STATICでは、糸の原料がつくられるときに工場で出る繊維ゴミに着目しました。紡績工場では通常、製糸の際に出る繊維ゴミは焼却処理もしくは廃棄されます。この繊維ゴミをもう一度再生してつくられたナイロン糸をウインドシェル用に採用しました。
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ウィンドシェル用に選択した再生ナイロンの糸は、ナイロンの繊維ゴミを再生した繊維「greenlon(グリーンロン)」です。
グリーンロンを使うことはゴミを減らすだけではありません。新たにナイロンを作るときに使われる大量の水や、バージン原料(石油の一次生産)を使用せず二酸化炭素の排出を抑えることができます。
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「NEOSEED ®」
APOSTLEに使われているNEOSEED®は、危険性が指摘されるフッ素を使わない日本の最新の撥水加工技術です。
一般的に撥水加工に使われるフッ素は、その中に含まれるPFOAという物質について環境と人体への影響が懸念されるようになりました。
米環境省が2015年までの廃絶を各メーカーに呼びかけ現在では環境に優しい加工剤がいくつか開発されています。
NEOSEED®は、蓮の葉の構造からヒントを得ました。表面の凸凹構造によって“空気の層” を葉の表面に作り、高い撥水性を生み出します。なおかつ高い耐久性を備え、風合いも損ないません。
「BLUESIGN ®」
生地が出来た後の染色。有害な薬剤が使われることが多い中、ウィンドシェルの染色は社会的にも環境的にも厳しい基準をクリアしたbluesign認証を取得した工場で染められています。
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素材については以上、次はディテール。
まずは
STATIC APOSTLE LT HOODY
STATIC アポストロ ライトフーディ
LT HOODYはよりシンプルなウインドシェル。
軽量・コンパクト性を重視した山行やランに適しているモデル。
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フードや裾などの調整機能を省き軽量化。
裾はエラスティックを省きストンと落とすタイプでずり上がりがない仕様。
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フロントは両開きのダブスジッパーを採用し、一気に換気が可能。
カラーは全てカーキとグレーの2色展開。
どちらの色も光沢感がなく、とても良い風合い。
この良い風合いは生地表面の凸凹構造によるもの。
素材の NEOSEED® は、蓮の葉の構造からヒントを得ており、表面の凸凹構造によって“空気の層” を葉の表面に作り、高い撥水性を生み出し、なおかつ高い耐久性を備え、風合いも損なわないという素材。
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左胸チェストポケットx1のみのシンプル仕様。
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フードや袖口はエラスティック
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トリムドフード
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サイズ感はリラックスフィットとなっており、ややゆったりしてます。
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こちらのカーキは撮影時体型173cm/63kg/ウエスト76cm(最近少しだけ痩せてます)、インナーはベースレイヤーのみでSサイズを着用。
身幅は良いが、丈がほんの少し短いかなといった感じ。
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こちらのグレーはMサイズを着用。
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ベースレイヤーのみだとSでも良い感じですが、下にもう少し着るならMで良いですね。
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次は
STATIC APOSTLE MT HOODY
STATIC アポストロ マウンテンフーディ
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MT HOODY は防風性重視のフルスペック・ウインドシェル。
アルプス縦走や行動時間の長い山行、天候が変化しやすい日などは、プロテクション力が高いこの Mt Hoodyが適しています。
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LT と同じ素材ですが、大きなハンドポケット部分の生地が2重になってるため、よりしっかりとした印象。
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ハンドポケットは大きめに設計してあるため、グローブなどもすっぽり収まります。
またポケットは裾まで深く設計し、地図やグローブなどが落ち難い仕様。
フロントはLTと同じくダブルジッパー仕様。
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MTの袖口はベルクロ使用。
大きめなグローブにも対応。
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裾にも調整コード付きで、荒れた天候でも風の侵入を防ぎます。
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フードはヘルメット対応サイズ、フードブリムもあり対候性が高い。
エリは高く設定し口元を覆う。
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ヘルメットを使用しない状況でもコードでしっかりとフィットさせることが可能。
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サイズ感ですが、MTのこちらはMサイズを着用。
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MTは下に着用するものが厚くなることも想定し、このMサイズで良いかなと思います。
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因みに↑これがSサイズ。
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インナーはTシャツのみです。
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以上、LTとMTのウインドシェル2型。
軽量・コンパクト性を重視した山行や低山、またマウンテンランなどには → Lt Hoody
アルプス縦走や行動時間の長い山行、天候が変化しやすい日などは、プロテクション力が高い → Mt Hoody
また、オールシーズン使える丈夫でしっかりめのウインドシェルが良いのならばMTで良いと思います。
最後に同素材のパンツです。
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STATIC APOSTLE PANT
STATIC アポストロ パンツ
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ウエストはシンプルにゴム&紐。
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20dx45d のナイロン生地は、このようなウインドシェル素材のなかではしっかりとした印象。
ティートンのウインドリバーをお持ちの方なら、それよりは分厚いです。
分厚いと言ってもウインドシェル素材ですので、サラりとして薄く涼しい素材。
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ランニング向けにこのようなパンツもあったかとは思いますが、その殆どにはポケットがありません。
しかしこちらには、左右にハンドポケットが配置されているのは嬉しいポイント。
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パンツも同じくカーキとグレーの2色。
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ウインドシェル素材ですが、膝立体化とクロッチガセットにより動きにくさは一切なし。
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裾はドローコード設置可能。
切り込みを入れる「クチ」が設けられていますので必要に応じて切り込みを入れて下さい。
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このパンツの魅力は何と言ってもこの素材感。
先ほども書きましたが素材の NEOSEED® は、表面の凸凹構造によって“空気の層” を葉の表面に作り、高い撥水性かつ高い耐久性。
そしてこの良い風合いです。
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ウインドシェルパンツというのに、見た目はテクニカルに見えず、シャツなんかと合わせても違和感がありません。
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ロールアップしてサンダルとの相性も良い。
通気性抜群とは言いませんが、薄手のシェル素材は、蒸し暑い日も、さらりと気持ち良く穿けます。
こちら、Mサイズで125gととても軽量。
ハーフパンツで行動するような時期の保険として、また寒い日のランニングなどに持ってこいのアイテムです。
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最後にサイズ感について。
先ほどのグレーは撮影時体型173cm/63kg/ウエスト76cm/ヒップ93cmでMサイズを着用していましたが、この↑写真はSサイズです。
私は丁度良い標準体型のMサイズど真ん中の体型で参考になってたかと思いますが、最近ほんの少し痩せてます。
昨年の怪我以来、筋肉が萎みほんの少し細くなったのと(まだ戻らない、泣)、最近口の中を12張も縫うというちょっとした手術をしまして、あまり食べれない日があったのでした。
おっさんなのですぐにムッチリ元通りになるとは思いますが、、、笑。
だから私の着用画像はティートンなどの他のブランドでも同じくMサイズだと少し太く見えてるかもしれませんが、いつも日本Mサイズの方は、こちらのブランドもそのままMサイズで大丈夫です。
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一応Sサイズも撮影しましたので、私より細い方はご参考に。
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↑Sサイズ
ウエストゴムなので難なく穿けますが、
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さすがにSサイズはケツがぱっつん(笑)
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膝も若干つっぱるので、やはり私の体型はMが無難。
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こちらはカーキのMサイズ
私は足が短いので、若干丈が長くなりますが、ロールアップ、もしくは裾にドローコードで良いでしょう。
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Mサイズ
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Mサイズ
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Mだとおケツも余裕がでます。
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↑Mサイズ
これくらいのサイズ感で穿いたほうが気持ち良いです。
長くなりましたが最後に
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今、先着順にて東京檜原村の無農薬で育った藁ストローをプレゼントを差し上げてます。
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WARA STRAWは使い回しできます。洗ったあと、しっかり乾燥させれば基本的に何度でも使えます。
ただ、天然素材のため、湿ったままにしておくとカビが生えます。
洗った後はレンジで乾燥させるか、冷凍庫で保存することをお勧めします。使えなくなったストローはゴミに出さずに、ぜひ庭や畑に撒いてください。
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次回はこのブランドのベースレイヤーをご紹介します!
"CHOICE FOR THE EARTH" 地球のための「選択肢」を提案する
環境配慮型アウトドアブランド
「STATIC」
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